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秋の黄色 (No.1147 )

今日は雨の予報で、北杜市内のスーパー2件をはしごしてお買い物。
秋の色は?
黄色かな?稲の刈り取りが終わり、稲架掛けがあちこちで見られました。
毎年お世話になっている田んぼでも干してありました。
今年はいくらになるのかな?
令和の米騒動はどうやら、高値どまりか?といった雰囲気もあり、困ったものです。
昨年は5㎏2500円で分けてもらったが、新米が4500円前後とあっては、そうもいくまい。
菊芋の花が盛りだ。
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この茎葉が枯れた冬に鹿がほっているところを見かけたことがある。
最近は健康志向の人間界でもはやりで、栽培している人、買う人もいる。
庭にも植えてあって広がっているが、花が少なく、咲いてもパッとしないのがいけない。
葉っぱは夏の緑だけど、実は色づいている銀杏を見た。
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イチョウの黄葉がはらはらと一斉に落ちるところを見たことがある。
京都御所だったか。大昔だ!
まだまだ先の秋の終わりころだったかな。
水盤をしまった。仕舞う前にもう一度みてみた。
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底の方にゆがみが見える。
焼いて修正されないかな?
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足の下に敷く砂を用意した。1mmと2mmくらいのもの2種。
足は9㎜とはいう物の乾燥で縮んでいるだろうから2㎜を敷いて使うほうがいいかな。
底と板の間に10㎜の棚板を挟めば、水盤の重さは、4点の足と、水盤の腹に分散される。
足の高さを砂を挟んで10㎜にすれば、足を置いたとき、同時に棚板に腹が乗るので、2枚合わせで55cmにした棚板の合わせ目が持ち上がることもなくなる(だろう)、という計算でいるのだが、、、
以前同じ時に焼いた(と思うが)2枚の、藁灰釉を掛けた小皿。
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上は天草の磁土でははっきりと乳濁して白く出たが、
下の鉄分を含む土では透明釉風に焼け、申し訳程度に白が出ている。
全面白に表すには、白い土を使わないと出にようだ(自家製の藁灰で自家製の調合の場合)。
白い土に白い釉って意味あるの?みたいな感じもあるが、問題は質感、テクスチャーっていうのかな?
白い磁土に透明釉なら白磁。
上の皿の質感は(あく由来の汚れを除いても)白磁とは違う。
その意味で白い土に白い乳濁釉は意味があるな、というか、白い土でないと真っ白にならないのだから白い土一択だろうな。
今度やって何枚か焼いてみよう。
下の皿の黄色も、自然で悪くはない。

Commented by katase_nikokedo at 2025-09-21 17:43
いつも「いいね」を頂きありがとうございます。
藁灰釉の乳濁について私の経験です。
藁灰は加熱に伴う揮発成分を多く含むようです。
私の持っている本には灼熱減量と書かれていて四割位あるようです。
従って、他の釉薬に比べて、かなり厚く施釉する必要があります。
写真にある作品が部分的に乳濁しているのは、おそらく施釉時の掛ムラによって、そこだけ釉が厚めだったのではないかと思われます。
かなりドロッとした濃いめの液調整で施釉されると、全体に乳濁が出るようになるかと思います。
ここで、乾いたら掛けを繰り返して厚くするのは、釉層間に隙間ができ易く、釉剥離を起こす危険性があるので、避けた方が良いでしょう。
ちなみに、藁灰釉は完全に乳濁しているより、乳濁部分に透明部分が適度に交じり合っている方が変化があって良いかなというのが私の好みです。
それにしても、特大の角盤作り、大変さ実感します。
私は、角皿を歪めずに作ることに全く自信がないので。。
自然豊かな環境も毎度羨ましい限りです。
Commented by inutoutuwa at 2025-09-22 15:52
> katase_nikokedoさん
たしかに、釉の乗りの厚さが効いているというのは磁土に掛けた場合がまさにその通りで、厚すぎて棚板に落ちた釉も白く盛り上がっていました。
他の土でも同じようになるのかは試してみます。
水盤、なんとか平らにはなっています。
うまく組み合わせた棚板に収まるか?
棚板と窯の壁の隙間が狭くなってしまうので、熱が上に届くか、などまだハードルがいくつかありそうです。
ご意見、アドバイスありがとうございます。
by inutoutuwa | 2025-09-20 17:01 | 八ヶ岳南麓自然と生活 | Comments(2)

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