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100Vの電気窯本焼き準備してます (No.699)

こんにちは、
昨日に続いての投稿です。
織部釉を使って加飾した鉢と茶碗に透明釉(灰立て)を掛けました。
鉢には筆で塗りました。織部釉で塗った所には塗らなくてもいいのですが、織部釉の上に鉄で塗った(鬼板など)場所には透明釉を重ねて塗りました。
茶碗には全面柄杓掛けです。
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焼くのは自作100v電気窯です。
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下のコイル部と、上のウエーブ部は別電源です。700wと1300ほどです。
酸化焼成になるので、陶片を使って黄瀬戸のテストピースを作ってみました。
いづれも灰を使った釉薬で、左上から反時計回りで、ワラビ、道草灰、バラ土灰です。鉄分3%程度で黄瀬戸になるらしいですが、さてどうなるでしょう。
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2段目に茶碗です。棚板の上部に突き出ているのは、左が熱電対(温度計の感熱部)、下が還元用に新しく開けた穴です。
この穴から、例えば線香のような細い可燃物を入れれば還元ができないかと?
何事も試してみたい冬青です。
本焼き1回、素焼き3回を終えているので、電熱線表面に酸化被膜が形成されてきているかな?そろそろ還元に耐えれるかな?
その昔、いきなり還元で電熱線がずたずたになった経験があるので、この酸化被膜形成まで待っていました。
と言っても幕ができたかどうかは見えないところがつらいのですが(銀色だった表面が黒っぽくなったのがそれかな?)。
酸化被膜の中でもアルミがあると強力な酸化膜ができるとか聞いてます。
この電熱線、1mmながら、アルミが入ってます。
棚板が目いっぱい下に寄せてあるのは、燃えかすの灰が下にあるコイルの上に落ちないようにするためです。
織部は酸化焼成じゃなきゃダメでしょう!なんですが、その昔は薪窯で焼いていたわけで、炎と煙が単純酸化焼成にはない味わいを醸し出している?んじゃないでしょうか。
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3段目に鉢を載せて、ぎりぎりセーフです。
1230度くらいまで上げることにしていますが、上がるでしょうか?ちょっと心配です。

花が咲いて実がつくかな・と思っているリンゴ(紅玉)ですが、花のあとに残っている花柄の先が膨らんでいます。
前よりしっかりしてきてます。
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ここにもあります。
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果物づくりには必須と言われる農薬をまくつもりはないので、果たしてこのまま大きくなれるのでしょうか。
頑張れ!としか言えませんが。

Commented by mumonngamaTNK at 2023-05-30 22:45
こんばんは!
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by inutoutuwa | 2023-05-28 14:03 | 100v電気窯 | Comments(1)

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