庭に移植して10年目、ようやくタムシバの木に十数個の蕾が付いたので、待っていました。
雨が降り始めた今日、やっと開花しました。
花らしきものが10個近く見えているでしょうか?
下のほうの蕾を撮ってみました。
山のコブシは最盛期を越えて花びらが落ちているところもおおいです。
ここで紹介するにあたって、果たして、庭の木はタムシバか?ひょっとしてコブシでは?との疑問が出てきました。
琵琶湖の近くで見つけた実生苗が今の木の親で、その木の実生から芽生えたのが今の木です。もう20年以上の付き合いです。
花を見ると、違いが判る、ということだったので、近所の林に行ってきました。
これがコブシの花。
上の写真と同じ状態の蕾にも、その向こうの花にも、緑の小さな葉っぱが見えるでしょうか。
花の根元に小さな葉がついているのがコブシ、ついていないのがタムシバだそうです。
ホッとしました。
これまで、タムシバと紹介して来たのにコブシだったら、なーんだ、ですからね。
コブシの今時。
近くで見ると結構にぎやかです。
ところで、滋賀県・タムシバで検索したら、「滋賀ではコブシって見ないよね」、なんていうセリフを見つけたり、「タムシバ山」という山の名前まで見つけました。
庭の木は間違いなくタムシバのようです。
花にいいにおいがあるのは、キシリトールを含むからだそうです。花と蕾が取引されることもあるとか。
十数個の花ですが、開花おめでとう!のタムシバでした。