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風香る庭 (No.328)

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蕾だった小さな花の群れが順次開いて来ました。
小さな庭にいると風に乗っていい香りが届きます。
この花が春先の一番強い匂いですね。
つい、風香るといってみたくなりました。
俳句の世界の決まり事としては、新緑のころ初夏の薫りのようですが、私には長い冬を越えて花の匂いに飢えていた、この春先こそ、空気に移った薫りを愛でたいですね。
ついでに、まだ若い梅も満開です。
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今ではサクラばかりがありがたがられていますが、香りのないのが桜の傷です。
いにしえに梅が愛でられたのも、この香りがあったればこそ。
それにまず春を告げる花ですからね。

こちらは初収穫のにら。野菜炒めに入れて春の香りを楽しみました。
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こちらは九州から届いた晩柑の不知火です。
これも香りが身上。
皮をマーマレードにしたら、これまでのどの晩柑とも違う香りと味わいでした。
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制作は、しのぎカップ。
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猪は修正して、肩ひじの張りを和らげましたが、足の太さがそのままなのがいけなかったようです。
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でも猪突にはこのくらいの足でないと、とか思いますがね。
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最後に、これは最中。隣町、富士見町にある井戸尻古墳にあやかった最中です。
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信濃境駅を下ったところに井戸尻考古館があります。
重文にも指定された土器などが展示されています。機会があったら見てみる価値はあるかと思います。

(井戸尻考古館HPより)

by inutoutuwa | 2021-03-20 19:27 | 八ヶ岳南麓自然と生活 | Comments(0)

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