もうすぐ2019年も終わります。
2019年の最大イベントは、窯の完全な解体と新規窯の製作でした。
前の窯は、一応、倒炎式角窯、に属する小さな窯でした。
はじめは天井を取り外して物を出し入れしていました。この窯では6回の本焼きをして、ほぼ毎回1200度を確保していました。
最初の窯の骨格

燃焼室が46cm×35cmで焼成室が46cm×46cm足らず。全長126cm程度の小さな窯でした。
上からの出し入れでは、窯のうわ縁が痛んでくる、あるいは、もっと大きな部屋にできないか?という欲なども絡んで、その後、アーチを取り入れ、失敗も含めて、何度も改造を重ねて、大まかには4期に渡る変更を重ねました。
一人で窯焚きが終えられるのは半日程度と考えているので、窯として可能なのは、角窯、あるいは行って来い窯が考えられます。
最初の試みは行って来い窯だったのですが、窯についての知識と経験がなかったので、窯の形を作るには作ったものの、900度以下の窯に終わっていました。
心を入れ替えて、材料に断熱レンガを加え、壁を厚くなど工夫してできたのが最初の窯だったわけです。
今回の造り変えは、結果としては最初に戻ったことになります。
ただし、7,8年の窯作り・窯焚きの経験が、行って来い形式の窯を作る上でも生きています。
あらためて、行って来い形式の窯を見ると、
行って、の半行程には、燃焼室と煙道(炎道と言うほうがいい気がします)があり、
来い、の行程は、まず炎の吹上口があり、焼成室から煙突へとなります。
今回行って来い窯にしたのは前にも書きましたように、行って、の行程の炎の道を「穴窯」と捉えて階段状にしました。ここで、焼き締めができるかもしれないと考えたからです。
温度は行っての途中で最高になるのかもしれない、とすれば十分焼きしめられる、かな?

この写真が全体を捉えるには一番良さそうです。
左下に焚口(23cm×30cm)あります。真上に煙突がたっています。
隙間として見えている場所に棚板を差し込んで、煙道の広さ(最大23cm×23cm)を変えます。
写真で見えている下から3段目(実際には隠れているところにもレンガが積んである)が凹んでいるのは、焼成室と炎道を隔てる棚板を置くための出っ張りを作るためです。
この下が、穴窯としての焼成室、です。
行って来い窯の焼成室は登り窯の最初の部屋(焼成室)とまるっきり同じだと言えます。
窯のアーチに沿って降りてきた炎が狭穴(さまあな)を通って煙突に(部屋数のある登り窯では2番目の部屋に)抜けます。
炎の長くなる松薪を使うことを考えると、炎の道のりが長くなる行って来い窯は合理的です。(それは、同時に、行っての行程では最高温度は得られないかもしれないということでもあるので、穴窯のように焼けるものかどうかには?がつきますね)
煙突の引きという点でも、行って来い窯は合理的です。焚口のすぐ上に(この窯ではレンガ一枚隔てて)煙突なので、煙突がすぐに温められて空気が上昇し、焚口では焚きはじめから間もなく強い引きが得られます。
引きが強いなら、焚口付近で十分な空気が得られ、完全燃焼に近い状態が生まれるのかと思います。
それは温度を上げたい時にあげられるということであり、黒い煙を少なくできるということでもあります。
だいぶ楽観的な夢を語っている気もしますが、来春の初窯焚きが楽しみです。
今度の窯にはロストルを設けていません(できなかったと言いましょうか)。それがマイナス要因となるかもしれないし、案ずることはないとなるかもしれないし、こればかりは焚いてみないとわかりませんね。
暖かい冬になっています。


雪が降るぞと言っております。甲斐駒ケ岳の付近では降っているようです。
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